カテゴリー別アーカイブ: フランシスコ教皇

菊地大司教の日記㊹教皇フランシスコ来日に備えて2

(2019.2.6 カトリック・あい

2019年2月 6日 (水)

 教皇フランシスコの言葉から。「福音の喜び」に次のような記述があります。

「神は人々を個々人としてではなく、民として呼び集めることをお選びになりました。一人で救われる人はいません。」(EG113)

 教会はいろいろな人の集まりですし、いろいろな人が集まれば、そこには様々な人間関係が生じます。時には教会の中で対立さえみられ、そのために、教会を離れてしまう人も少なくありません。残念なことだと思います。

 信仰は自分と神との関係だから、一人でも大丈夫。そうなのかもしれません。でもわたしたちの信仰の歴史は、その始まりから、共同体のうちに育まれてきました。救いの歴史は、私と神とのプライベートな関係の中にあるのではなく、神とその民との関係の中で刻まれています。

 教会は、単に礼拝のために人が集まる場ではなく、現実社会の中で神の民として存在するあかしとして存在し、救いの実現のために不可欠なのです。わたしたちの信仰は、教会共同体の中で育まれます。

 だからこそ、教会は常に、誰かを排除していないか、対立を生み出していないか、自らのあり方を顧み続けることが必要です。よく言われるように、対話は、互いの自己主張を我慢することではありません。互いに謙遜と尊敬をもって、それぞれの人生の歴史に耳を傾け、唯一の神の懐に抱かれて、ともに救いの道を目指したいと思います。

(菊地功=きくち・いさお=東京大司教)

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ビデオ:60秒で見る、教皇フランシスコのアラブ首長国連邦訪問

2019年2月5日バチカン放送日本語課の記事より。

ビデオ:60秒で見る、教皇フランシスコのアラブ首長国連邦訪問

教皇フランシスコは、2月3日から5日まで、アラブ首長国連邦の首都アブダビを訪れた。空港到着から、大統領府への訪問、シェイク・ザイード・グランド・モスクでのムスリム長老会議メンバーとの出会い、建国者記念モニュメントで行われた諸宗教の集い、そして、競技場でのカトリック信者たちとのミサ、送別式まで、教皇のUAE訪問を60秒で振り返る。

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教皇、アラブ首長国連邦訪問を終了、アブダビを後に

2019年2月5日バチカン放送日本語課の記事より。

教皇、アラブ首長国連邦訪問を終了、アブダビを後に

教皇フランシスコは、アラブ首長国連邦訪問を終了し、ローマに戻られた。

2月3日より、アラブ首長国連邦を訪れていた教皇フランシスコは、5日、アブダビの競技場に集った約18万人の信者と共にミサを司式され、これによって同国での公式行事を終えられた。

アブダビの空港で行われた送迎式で、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子をはじめ、文化相ら政府関係者に見送られた教皇は、同日正午過ぎ、特別機で同国を後にされた。

そして、教皇は、イタリア時間同日夕方、ローマに到着。市内の聖マリア大聖堂で感謝の祈りを捧げた後、バチカン宮殿に戻られた。

05 2月 2019, 18:23
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教皇、アブダビのカテドラルで信者たちと交流

2019年2月5日バチカン放送日本語課の記事より。

教皇、アブダビのカテドラルで信者たちと交流

アラブ首長国連邦に滞在中の教皇フランシスコは、アブダビのカトリック教会のカテドラルを訪問された、

2月3日から始まった教皇フランシスコのアラブ首長国連邦訪問は、5日、最終日を迎えた。

教皇はこの日、首都アブダビのカトリック教会のカテドラルで、信者たちと交流された。

アブダビ市内のカテドラル、聖ヨセフ教会は、ムサファ地区の聖パウロ教会と共に、アブダビ首長国で、ただ二つのカトリック教会である。

現在のカテドラルが立つ場所に、最初の教会が、1963年、当時のアブダビの行政長官から土地の寄贈を受け、建設された。1964年、礎石が祝別され、1965年、内部の完成を祝った。教会は、1981年に敷地内で位置を移動し、1983年、カテドラルとされた。2013年、一部が改築され、新たにホールと司祭事務所が作られた。

十字架や鐘楼など、外部からはキリスト教を象徴するしるしが見られないこの教会の内部に入ると、教皇は、詰めかけた信者たちから、割れるような拍手で迎えられた。

最新のデータでは、聖ヨセフ教会に所属する信者数は10万人を超える。そのうち約9万人は、アラブ首長国連邦内に居住している。これらの信者たちは、外交関係者や外国人労働者からなる。信者らの出身は世界各国にわたり、ミサは、アラビア語、英語、フランス語はもとより、タガログ語、マラヤーラム語、シンハラ語、ウルドゥー語、タミル語でも捧げられる。

教皇は信者たちへの挨拶で、アラブ首長国連邦の「若い教会」を訪れたことに大きな喜びを表され、信者たちの日ごろの信仰の証しに感謝を述べられた。

教皇は人々を祝福され、ミサが行われる市内の競技場へと向かわれた。

05 2月 2019, 15:42
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UAE(アラブ首長国連邦)で教皇フランシスコ初ミサ

UAE(アラブ首長国連邦)アブダビで教皇フランシスコはアラビア半島で初めてミサを司式。UAEの国民の多数はイスラム教スンニ派。キリスト教徒は国民の1割に当たる約90万人で多くが移民とされる。教皇フランシスコは前日の4日にはイスラム教の指導者らと会合を持ち演説。集いの終わりには、「世界平和のための人類の兄弟愛」をめぐる共同文書に署名が行われた。

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アラブ首長国連邦:教皇、大統領官邸を訪問、ムハンマド皇太子と会談

2019年2月4日バチカン放送日本語課の記事より。

アラブ首長国連邦:教皇、大統領官邸を訪問、ムハンマド皇太子と会談

アラブ首長国連邦を訪問した教皇フランシスコは、アブダビの大統領官邸で公式の歓迎式典に臨み、ムハンマド皇太子と会談を行った。

教皇フランシスコは、2月3日よりアラブ首長国連邦の首都アブダビを訪問されている。

到着翌日の2月4日午前、教皇はアブダビ市内の大統領官邸で公式の歓迎行事に臨まれた。

教皇は、バチカンとアラブ首長国連邦の国旗を手にした騎馬兵の護衛のもと、官邸に到着。

広大な敷地内で行われた歓迎式典で、教皇はムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子から、政府関係者らを紹介された。

続いて、ムハンマド皇太子と教皇は、およそ20分にわたり個人会談を行った。

芳名帳に署名された教皇は、皇太子と関係者らの温かいもてなしに感謝を述べると共に、平和と兄弟愛に満ちた祝福を同連邦に祈られた。

贈り物の交換で、教皇はこの訪問を象徴する特別なメダルを贈られた。このメダルには、1219年、アッシジの聖フランシスコがスルタンのマリク・アル=カミルのもとを訪れた出来事が、浮き彫りで表現されている。

これに対し、ムハンマド皇太子からは、1963年、アラブ首長国連邦における最初のカトリック教会建設のために土地の寄贈が行われた際の登記資料など、貴重な記録が贈られた。

04 2月 2019, 15:29
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教皇、アラブ首長国連邦を訪問へ

2019年2月2日バチカン放送日本語課の記事より。

教皇フランシスコは、2月3日より、アラブ首長国連邦を訪問される。

教皇フランシスコは、2月3日(日)から5日(火)まで、アラブ首長国連邦の首都アブダビを訪れる。

先日のパナマ訪問に続く、今回の旅は、教皇フランシスコの第27回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。

ローマ教皇がアラブ首長国連邦を訪れるのは、今回が初めて。

このたびの教皇の訪問は、ムハンマド・アブダビ皇太子の招待に応えるもので、アブダビで開催される諸宗教の集いへの出席を主な目的としている。

また、アブダビ滞在中、教皇は同地のカトリック共同体のために、ミサを捧げられる。

アラブ首長国連邦では、大多数がイスラム教徒であるが、同国で働く外国人を中心に、カトリック教会の信徒が一定数存在する。

教皇ミサには、こうした同連邦のカトリック共同体、また周辺国の信者たちが参加を予定している。

教皇は、2月3日(日)昼過ぎ、ローマのフィウミチーノ空港から特別機でアブダビに向けて出発される。現地時間同日夜、アブダビの空港に到着。

2月4日(月)午前、教皇はアラブ首長国連邦大統領府で歓迎式に臨まれた後、ムハマンド皇太子を公式訪問。午後、シェイク・ザイード・グランド・モスクでムスリム長老会議のメンバーとの出会いを持たれる。次いで建国者記念碑のもとで行われる、諸宗教の集いに出席される。

2月5日(火)午前、教皇はアブダビ市内のカトリックのカテドラル、聖ヨセフ教会を私的に訪問し、地元の教会関係者と交流される。この後、複合競技施設ザイード・スポーツ・シティで、教皇はカトリック信者のためにミサを司式される。そして、同日正午過ぎ、教皇はアブダビを後にし、イタリア時間同日夕方、ローマに戻られる。

02 2月 2019, 16:07
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教皇訪日の準備・2月の予定(菊地東京大司教の日記から)

(2019.2.1 司教の日記)

教皇フランシスコ訪日の準備

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 教皇フランシスコの来日がほぼ確実となってきましたが、バチカンの通例通り、半年前くらいにならないと確実な発表が行われませんので、まだ100%とはいえませんが、しかし教皇様ご自身がパナマへ行く機中で、「準備していてください」と言われたようですので、準備をしておきたいと思います。

 教皇様のご意向のために、是非ともお祈りをこれまで以上にささげてください。同時に、教皇様の考えておられる教会のあり方について、信仰者の生き方について、少しずつ学びましょう。

 これから折を見て、特に「福音の喜び」から、特徴的な言葉を、ごく短く紹介していきたいと思います。その一回目。

「私は出て行ったことで事故に遭い、傷を負い、汚れた教会の方が好きです。閉じこもり、自分の安全地帯にしがみつく気楽さ故に病んだ教会より好きです」49

 少子高齢化の波は、当然日本の教会を激しく飲み込んでいます。そのためか、だんだんと将来の心配ばかりをするようになってしまっていないでしょうか。教会の中に、ある種の積極性があることは確かですが、それが後ろ向きの積極性になっていないでしょうか。確かに今あるものを失いたくないですし、護りたいですし、大切にしたいのですが、それでもやはり、福音を掲げて、前向きの積極性を持ち続け、常に福音における挑戦者であり続けたいと思います。…

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ビデオ:教皇のパナマ司牧訪問・最終日

2019年1月28日バチカン放送日本語課の記事より。

ビデオ:教皇のパナマ司牧訪問・最終日 *上の「記事」をクリック

教皇フランシスコは、パナマ司牧訪問の最終日、2019年1月27日、「ワールドユースデー(WYD)パナマ大会」の記念ミサをもって、この大会を閉会された。教皇はこの後、パナマ市内のカトリック系医療福祉施設を訪問。ロンメル・フェルナンデス競技場でWYD大会ボランティアたちをねぎらわれ、トクメン国際空港から帰国の途につかれた。

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WYDパナマ2019終了:次回大会はリスボンで

2019年1月27日バチカン放送日本語課の記事より。

WYDパナマ2019終了:次回大会はリスボンで

「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)パナマ大会」は、教皇フランシスコの司式による大会記念ミサをもって、閉会した。次回大会は、2022年、リスボンで開催される。

教皇フランシスコのパナマ司牧訪問は、1月27日、いよいよ最終日を迎えた。

この日、教皇は、パナマ市郊外のカンポ・サン・フアン・パブロIIで、「ワールドユースデー・パナマ大会」の閉会行事として、およそ70万人の若者たちと共に、記念ミサを祝われた。

ミサの終わりに、「教皇庁信徒・家・いのちの部署」の長官、ケビン・ファレル枢機卿によって、次回のワールドユースデー大会の開催地が発表された。

次回の大会は、2022年、ポルトガルの首都リスボンで行われることが明らかになった。

27 1月 2019, 19:01
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