カテゴリー別アーカイブ: フランシスコ教皇メッセージ

パナマ司牧訪問を報告、教皇一般謁見

2019年1月30日バチカン放送日本語課の記事より。

パナマ司牧訪問を報告、教皇一般謁見

教皇フランシスコは、一般謁見の席で、先日終了したパナマ司牧訪問を振り返られた。

教皇フランシスコは、1月30日、バチカンのパウロ6世ホールで、水曜恒例の一般謁見を行われた。

謁見中の講話で、教皇は先日行われたパナマ司牧訪問について報告された。

教皇は、1月23日(水)から27日(月)まで、カトリックの若者たちの祝祭「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」出席を目的に、開催国パナマを訪れていた。

パナマで受けた温かいもてなしに感謝を述べた教皇は、人々の歓迎の中でも、特に子どもを腕に高く掲げた多くの両親たちの姿を思い出された。

「この子はわたしの誇り、わたしの未来です」と言っているかのような、これらの両親たちに、教皇は尊厳を見出すと共に、人口減少という「冬」を体験している欧州に対し、子どもたちこそが未来の安定を保証するというメッセージを感じたと述べられた。

この「ワールドユースデー・パナマ大会」に先立ち、先住民族の若者たちの集いが行われたことを、教皇はラテンアメリカの教会の多様性を示す重要な行事として評価された。

教皇は、WYD大会のため世界中から集った、国籍も言語も異なる若者たちの喜びにあふれたシンフォニーは、民族間の出会いに自らを閉ざす今日の紛争的な国家主義に対抗する、預言的なしるしであった、と語られた。

「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1,38)という受胎告知のマリアの言葉をテーマにしたWYDパナマ大会は、マリアのように神に「はい」と答えるよう、新しい世代を励ますものとなったと教皇は説明された。

特に「十字架の道行き」では、十字架を担ぐイエスの後をマリアと共に歩むことが、忍耐強く、静かな、具体的な愛の学び舎となることを説いた、と述べた。

また、WYD大会記念ミサの前夜祭では、神のご計画に「はい」と答えることによって世界の歴史に影響を与えることになったマリアを、「神のインフルエンサー」として若者たちに示した、と教皇は話された。

閉会行事であるWYDパナマ大会記念ミサでは、「明日」ではなく「今」が大切であると説き、「いつかそのうち」ではなく「今」福音を生きるようにと招いた、と話された。

さらに教皇は、この機会に少年刑務所で赦しの秘跡をとり行われたこと、エイズ患者のためのファミリーホームを訪れたことなどを紹介。

中米諸国の司教らとの出会いでは、聖オスカル・ロメロ大司教を模範として示し、パナマ大司教区のカテドラルでは、新しい祭壇の聖別式をとり行ったことなどを振り返られた。

30 1月 2019, 16:50
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「『神の今』に参与するよう招くイエス」教皇、WYDパナマ大会閉会ミサで

2019年1月28日バチカン放送日本語課の記事より。

「『神の今』に参与するよう招くイエス」教皇、WYDパナマ大会閉会ミサで

「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」の記念ミサが、教皇フランシスコによって司式された。これをもってWYDパナマ大会は閉会した。

教皇フランシスコは、1月27日、パナマ司牧訪問の最終日、「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」の頂点かつ閉会行事である、大会記念ミサを捧げられた。

この早朝、ミサ会場のパナマ市郊外、カンポ・サン・フアン・パブロIIには、26日の前夜祭から、そのまま夜を明かした多くの若者たちのテントが色とりどりに広がった。

特別車パパモービルで会場入りした教皇は、世界各国の旗を振るおよそ70万人の参加者に迎えられ、ミサを司式された。

このミサには、パナマ大統領をはじめ、コスタリカ、コロンビア、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、そしてポルトガルの各国大統領が参列した。

教皇はミサの中で、ルカ福音書の、ナザレの会堂でイエスが預言者イザヤの巻物を朗読し、説教を行う場面を観想された。

「会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。そこでイエスは、『この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した』と話し始められた」(参照:ルカ4,18-19)

「今日、実現した」というイエスの言葉を示された教皇は、「イエスは『神の今』を啓示し、わたしたちもその『今』に参与するようにと、わたしたちに会いに来られる」と話された。

ナザレの人々がそうであったように、わたしたちも神を素晴らしく、善良で、寛大、しかし遠くにいる、めんどうでない存在にしたがる、と教皇は指摘。

しかし、わたしたちの近くに、日常的に、友人・兄弟としておられる神は、わたしたちに寄り添いを、日常性を、そして何よりも兄弟愛を学ぶようにと望んでおられる、と語られた。

教皇は、若者たちに、「皆さんの使命や召命、また人生そのものは、未来のためだけに約束されたものでも、現在とは何の関係のないものでもない。若いとは、待合室で自分の順番を待つことと同様ではない」と助言。

「そのうちに」と思いながら、確実で安全な未来ばかりを思い描き、自分を問いただすこともしない間に、皆さんの夢は価値を失い、眠り込み、小さく、悲しい幻想となってしまうと注意を促された。

「明日ではなく、今」と強調される教皇は、イエスには「そのうち」は存在せず、そこにあるのは皆の心に入ろうとするいつくしみの愛、与えると共に、与えるようにと招く愛であると話された。

神のご計画に「はい」と答えたマリアは、神とその約束を信じただけでなく、「神の今」に参与する勇気を持っていた、と教皇は説かれた。

教皇は、ナザレの会堂で起きたように、今日もイエスはわたしたちの間に再びお立ちになり、巻物を朗読し、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と言われている、と話された。

28 1月 2019, 19:44
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WYDパナマ大会:教皇「神の愛の変容する力に信頼する」閉会前の前夜祭

2019年1月27日バチカン放送日本語課の記事より。

*上の「記事」をクリックすると動画を観ることができます。

WYDパナマ大会:教皇「神の愛の変容する力に信頼する」閉会前の前夜祭

教皇フランシスコは、「ワールドユースデー(WYD)パナマ大会」閉会を控え、若者たちと前夜祭を行われた。

1月26日、教皇フランシスコのパナマ訪問は、すでに4日目を迎え、あと1日を残すのみとなった。

22日から始まった「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)パナマ大会」は、23日の教皇到着後、日増しに熱気を帯びている。

26日夕方からは、翌日の閉会行事である大会記念ミサに向け、教皇と若者たちによる前夜祭が行われた。

パナマ市郊外のカンポ・サン・フアン・パブロIIで開催されたこの前夜祭には、およそ60万人が参加した。

集いは、「生命の樹」とタイトルされたダンスによるパフォーマンスと、障害のある子を大きな愛をもって育てる若い家族、教育や就業の機会が十分でないままに麻薬中毒に陥いるも、共同体の中で立ち直った青年、パレスチナ出身のキリスト教徒の女性の、3つの信仰体験の語りを織り交ぜながら始まった。

教皇は説教で、神がわたしたちに与える救いは、多くの人々の人生が絡み合う、一つの「愛の歴史」への招きであると話された。

わたしたちの命を最初に認めた方である神は、ご自身と一緒に、わたしたちも自分の命・人生に対し「はい」と答えることを望んでおられる、と語られた。

マリアもまた、この愛の歴史に参与するよう招かれ、驚くことになった、と教皇は述べ、マリアは今日のソーシャル・ネットワーク上の「インフルエンサー」とは異なるが、神の愛と約束に信頼し、その招きに「はい」と答える勇気を持つことで、歴史に最も大きな影響を与える女性となった、と説かれた。

若いマリアが天使に答える「お言葉どおり、この身に成りますように」という返事の驚くべき力を教皇は観想しつつ、マリアの「はい」は受け身でも、諦めでもなく、リスクを恐れない人の言葉であったと話された。

この「はい」は何世代もの間、キリスト者たちの間で響いてきたと述べた教皇は、舞台で信仰体験を語った人々の人生に、神の招きに「はい」と答えたマリアの勇気を見出された。

若者が仕事も、教育も、共同体も、家族も持たない時、その人は虚しさのうちに、生き、闘い、愛する勇気をなくし、自分自身の存在価値さえも失ってしまうと教皇は話し、「自分は他人や社会のためにもはや存在しないと考える若者が、どうして神が彼のために存在すると考えることができるだろうか」と問われた。

教皇は青少年の父、ドン・ボスコの例を示しつつ、ドン・ボスコは遠い特殊な場所に若い人たちを捜しに行ったのではなく、街の中で身近に起きているすべてのことを、神の目で見つめるうちに、学校も仕事も助けもないまま見捨てられている、あまりに多くの子どもや青年たちの存在に心を打たれることになった、と振り返られた。

ドン・ボスコは、第一歩として、自分が置かれた目の前の状況を受け入れ、次の一歩として、青少年と一緒に共同体=家族をつくり、彼らがそこで仕事や勉強を通して、愛されていると感じることができるようにし、「天国にたどりつくためにつかまる根となるもの」を彼らに与えた、と教皇は説明された。

イエスは、重い皮膚病の人や、目の見えない人、麻痺のある人、ファリサイ派の人や、罪びとや、十字架上の泥棒に至るまでを抱擁されたが、それは「愛する者だけが、救われる」からである、と教皇は強調。

「自分が根を伸ばすことのできる共同体や家庭がある時、人はいつでも一からやり直すことができる。」

「神は一人ひとりの具体的な顔を通してそこにおられる。マリアのように、神の愛の歴史に『はい』と答えることは、自分の町や教会共同体の中で、新しい関係を抱き、築いていくための道具となること。」

「明日を生み出す勇気を持ち、神の愛の変容する力に信頼する人が増える時、世界はより良いものになるだろう」

教皇はこのように話された。

27 1月 2019, 18:37
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WYDパナマ大会:教皇と若者たちの昼食会

2019年1月27日バチカン放送日本語課の記事より。

WYDパナマ大会:教皇と若者たちの昼食会

教皇フランシスコは、「ワールドユースデー(WYD)大会」の参加者代表と昼食を共にされた。

教皇フランシスコは、パナマ滞在4日目、1月26日、「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」の代表の青年たちと昼食を共にされた。

ワールドユースデー大会において、教皇と若者たちとの昼食会は、恒例の行事となっている。

サン・ホセ大神学校の一室で、教皇とテーブルを囲んだのは、5大陸から男女一人ずつ、計10人。

バチカンのアレッサンドロ・ジソッティ暫定広報局長によれば、この集いは、一般家庭の昼食のように、打ち解けた雰囲気のもとに行われ、同席の若者たちは、様々な問題や人生で大切なことについて、教皇と対話することができたという。

若者からの質問の中では、米国における聖職者らによる未成年者虐待問題への不安も表されたが、教皇は被害者に対する支援と祈りの重要さ、被害者に寄り添い、耳を傾けながら歩む司牧的教会を強調された。

カトリック教会と他の宗教との関係はどうあるべきかを問う質問には、教皇は共通善のため、よりよい世界のために共に働くことの大切さを示された。

また、パレスチナ出身者から、キリスト者の流出を懸念する質問がなされた。教皇は、パレスチナはイエスの生まれた地であり、キリスト者は常にパレスチナに源を持ち続けることで、同地のキリスト者の存在を守るために一致することができるだろうと話された。

さらに、より良い社会・政治・環境のために若者に何ができるか、というパナマ出身者の問いに対し、教皇は、未来とは若い人たち自身であり、社会を変革していくのは皆さんである、と述べた。根のないところに木は育たないとも話し、先住民族のアイデンティティーと文化を守るように励まされた。

27 1月 2019, 14:24
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WYDパナマ大会:教皇「十字架の下に留まったマリアに学ぶ」

2019年1月26日バチカン放送日本語課の記事より。

WYDパナマ大会:教皇「十字架の下に留まったマリアに学ぶ」

パナマを訪問中の教皇フランシスコは、若者たちとと十字架の道行きをとり行われた。

「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)・パナマ大会」のため、同国を訪れている教皇フランシスコは、1月25日午後、若者たちと「十字架の道行き」をとり行われた。

十字架の道行きは、キリストの受難を黙想しながら行う信心業。イエスが死刑の宣告を受けてから、十字架上で最後を遂げ、墓に葬られるまでの過程を、14の場面(留)に分け、イエスの受難の道をたどりつつ、各所ごとを黙想し、祈るもの。

パナマ市の海岸通り「シンタ・コステラ」で行われたこの十字架の道行きには、およそ40万人の若者たちが参加した。

教皇は、十字架の道行き終了後の説教で、イエスのカルワリオへの苦しみと孤独の歩みは、今日にも続いていると述べられた。

消費しながら、自らをもすり減らす社会は、人々を他人の苦しみに無関心にさせる。イエスは見捨てられた人々の中で、今日も歩み、苦しんでいる、と話された。

キリストの友であるべきわたしたちも、無気力と順応主義に打ち負かされ、麻痺した結果、苦しむ兄弟の中にイエスを見出せず、見ないために目をそらし、聞かないために雑音で紛らわし、叫ばないために口を閉じている、と教皇は指摘。

長いものに巻かれるのが容易なように、弱い人へのいじめや、嫌がらせ、脅しの文化に陥るのは容易であるが、これに対し、イエスは、値しないと思われているすべての人を抱擁することを望まれた、と語った。

主は十字架の中に、様々な状況を抱える、すべての若者たちの十字架の道行きを一つにし、それを復活への道へと変容してくださる、と教皇は説かれた。

生まれること、家族の中で育つことを阻まれた子どもたち、搾取され、尊厳を無視された女性たち、犯罪や麻薬やアルコール、人身取引の犠牲になる青少年、未来を夢見ることができない若者たち、見捨てられたお年寄り、土地やルーツや文化を脅かされる先住民族たち、教皇は、イエスの十字架の道行きに、これらの人々を見出された。

苦しむ人たちの顔の中を歩まれるイエスに、わたしたちは何ができるのかと問われた教皇は、イエスの十字架の下に留まったマリアの勇気、苦しみの前に折れず、心を閉ざさず、寄り添う、その強さ、優しさ、信仰を、マリアから学ぶようにと招かれた。

26 1月 2019, 18:34
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パナマ:教皇、パコラの少年刑務所を訪問

2019年1月25日バチカン放送日本語課の記事より。

パナマ:教皇、パコラの少年刑務所を訪問

教皇フランシスコは、パナマのパコラ市の少年刑務所を訪問された。

教皇フランシスコは、パナマ滞在3日目、パナマ県・パコラ市にある少年刑務所を訪れた。

「世界青年の日(ワールドユースデー)大会」のためにパナマ訪問中の教皇は、少年刑務所の収容者らと、ワールドユースデーを共に過ごされた。この訪問で、教皇は若い収容者らと祈りの時を持たれ、5人の若者の告解を聴き、赦しの秘跡をとり行われた。

「見失った羊」のたとえ(ルカ15,1-7)の朗読に続く説教で、教皇は罪びとと食事するイエスを非難するファリサイ派の人々や律法学者たちの不毛な眼差しと、人を変容させ、回心へと招くイエスの眼差しを対比された。

罪びとに寄り添い、新しいチャンスを与えるイエスの選択に対し、罪びとに先入観で接し、過去だけでなく未来まで決めつけ、善い人か悪い人に分けてしまうことの方が容易く思われるが、わたしたちはこうした決めつけに勝る存在であるはずだ、教皇は話された。

福音書はこうした決めつけの眼差しとは全く別の、神の御心から生まれた愛の眼差しに満ちている、と教皇は語り、その愛は変容し、癒され、赦されるための、救いの道へと導いてくれる、と説かれた。

教皇は、「人の更生を喜べない社会は病んでいる」と述べ、これに対し、受容力のある、人に新しい機会・未来を与えるために進んで取り組むことのできる社会を願われた。

25 1月 2019, 19:01
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「未来への権利も、人間の権利の一つ」教皇、パナマの各界代表者らに

2019年1月24日バチカン放送日本語課の記事より。

「未来への権利も、人間の権利の一つ」教皇、パナマの各界代表者らに

教皇フランシスコは、パナマの各界の代表らと会見された。

教皇フランシスコは、1月24日、パナマ各界の要人・代表者らと会見された。

同日朝、パナマ市内の大統領官邸にフアン・カルロス・バレーラ大統領を表敬訪問された教皇は、続いて、ボリバル宮殿でパナマ国内の政治・経済・社会・文化などを代表する人々、また駐在の外交団に、同国訪問の挨拶をおくられた。

この中で教皇は、パナマへの期待を「皆が集う出会いの地」「夢に挑戦する地」という観点から語られた。

教皇は、パナマは恵まれた地理的位置によって、地域だけでなく、世界全体にとって重要な地であり、大洋間をつなぐ橋、出会いに適した天然の地である、と述べ、出会いの中で絆や協力関係を創造しながら発展してきた同国と国民の力に言及された。

パナマがこの出会いの地としての召命により応えるために、誰もが参加できる社会、質の高い教育とふさわしい仕事を通して皆が尊厳を保証される社会の構築を教皇は望まれた。

そして、このような社会づくりが、人々のダイナミックな創造性を活かし、最も貧しい人々をはじめとする市民たちの自由と尊厳を守ることにつながる、と話された。

教皇は、パナマの様々な先住民族たちの豊かさ、これらの人々の文化や世界観から学ぶべき多くのことを指摘。

パナマを形作る一つひとつの民族、すべての人々に耳を傾け、少数の人の利害を超え、共通善を守ることのできる、希望に開いた未来を編み出すよう、また、人々や世界に対する責任のもとに、正しく誠実、腐敗のない、透明な公益事業を願われた。

ここ数日、「ワールドユースデー」のために、希望や夢を抱いてパナマを訪れている多くの若者たちに教皇は言及。

これらの若者たちを歓迎しながら、パナマもまた、今日あたりまえと思われている状況に挑戦し、他の人々に尊重と共感の眼差しを向けつつ、生き生きとした新しい世界を創造して欲しい、と呼びかけられた。

夢がはかないものに終わらぬよう、すべての人が明日を夢見ることができる社会的条件づくりに取り組むよう、若者たちはわたしたちを招いていると述べた教皇は、「未来への権利も、人間の権利の一つです」と話された。

教皇は、パナマの保護者であるラ・アンティグアの聖母が、同国を祝福し保護してくださるようにと祈られた。

24 1月 2019, 18:06
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「聖ロメロ大司教を模範に」教皇、中米の司教らとの集い

2019年1月24日バチカン放送日本語課の記事より。

「聖ロメロ大司教を模範に」教皇、中米の司教らとの集い

パナマ訪問中の教皇フランシスコは、中米の司教らとの集いを持たれた。

パナマ到着翌日、1月24日午前、教皇フランシスコは、中米諸国のカトリック司教らとお会いになった。

パナマ市内の聖フランシスコ教会で行われたこの出会いには、中央アメリカ司教事務局(SEDAC)に属する、パナマ、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの各国司教らが出席した。

教皇は司教らへの言葉で、貧しく、苦しみながらも素直な信仰を持った中央アメリカの人々の横顔を見つめ、これらの人々によりいっそう耳を傾け、理解し、献身的に奉仕するよう、一致した努力を促された。

中米が生んだ聖人、オスカル・ロメロ大司教を模範として示された教皇は、いつくしみの業を生きるために、苦しみ、自分を完全に捧げ切るまで奉仕するよう召された、その生涯を思い起こされた。

教皇は「教会の中に、キリストは生きておられる」と強調。

それゆえ、教会は傲慢で、虚栄に満ちたものではなく、謙遜で貧しい教会でなくてはならないと、司教らに説かれた。

24 1月 2019, 19:06
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教皇「11月に日本訪問の意向」パナマ行き機内で記者質問に

2019年1月23日バチカン放送日本語課の記事より。

教皇「11月に日本訪問の意向」パナマ行き機内で記者質問に

教皇フランシスコは、今年11月に日本を訪問したいとの意向を述べた。

教皇フランシスコは、1月23日、カトリック教会の「世界青年の日(ワールドユースデー)大会」のためにパナマに向かう特別機の機内で、今年11月に日本訪問の意向を表された。

教皇は機内で、訪日をめぐる日本人記者からの質問に対し、「11月に日本に行くでしょう、心の準備をしてください」と答えられた。

同時に、教皇はイラク訪問への希望を述べつつも、現地の司教たちは今はまだ安全ではないと言っている、と話された。

教皇庁のアンドレア・ジソッティ暫定広報局長は、「日本司牧訪問は、計画の段階にある。教皇がすでに他の機会でも話されたように、日本を訪れたいとのご自身の望みは大きい」と記者らに説明した。

一方、教皇のイラク訪問の可能性については、昨年12月同国を訪問したバチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿の報告にあるように、現在のところ教皇の訪問に適した状況ではない、と述べた。

23 1月 2019, 17:30
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WYDパナマ大会:「神の望みを知り、それに答える」教皇から若者たちへメッセージ

2019年1月23日バチカン放送日本語課の記事より。

WYDパナマ大会:「神の望みを知り、それに答える」教皇から若者たちへメッセージ

教皇フランシスコは、昨年11月、ビデオメッセージを通し「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)パナマ大会」のテーマを紹介されている。

教皇フランシスコは、パナマで開催の「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」に向け、昨年11月、若者たちにビデオメッセージをおくられている。

この中で教皇は、今大会のテーマ「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1,38)を紹介しつつ、神が自分に何を望んでおられるかを発見し、マリアのように寛大にそれに答えることができるようにと、次のように呼びかけられた。

「親愛なる若者の皆さん

来年1月、パナマで開催の「世界青年の日大会」が近づいています。今大会は、神の呼びかけに答えたマリアの言葉、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1,38)をテーマにしています。

それは、勇気ある、寛大な「はい」という言葉です。それは、自分自身から抜け出し、他の人のために奉仕するという、召命の秘密を理解した人の返事です。わたしたちの人生は、神と隣人への奉仕においてのみ、意味を見出すのです。

信仰を持つ人、持たない人も、多くの若者たちが、勉強が一段落ついた時、他の人々を助けたい、苦しむ人々に何かをしてあげたいという望みを表します。これは若い人たちの力、皆さんたちの力、世界を変えることのできる力です。これはこの世の「強い権力」にうち勝つことのできる革命、奉仕と言う革命です。

隣人に奉仕するとは、行動への準備ができているというだけでなく、神との対話が、マリアがそうであったように、耳を傾ける態度が必要です。マリアは天使の言葉に耳を傾け、それから答えました。心の沈黙における、神とのこの関係によって、わたしたちは自分のアイデンティティーと主から呼ばれた召命を知ることができます。その召命には、結婚や、奉献生活、司祭職など、様々な形があります。これらのすべてが、イエスに従う方法なのです。大切なことは、主はわたしたちに何を望んでおられるかを発見し、それに対して「はい」と言う勇気を持つことです。

マリアは幸福な女性でした。なぜなら、神の御前で寛大であり、神がマリアのために用意されたご計画を受け入れたからです。神のわたしたちに対する提案は、マリアに対するそれと同様、夢を消すものではなく、わたしたちの人生が実りをもたらし、人々に微笑を与え、多くの心を明るくすることができるようにとの望みに火を灯すものです。神に対し、肯定的に答えることは、自分が幸福でいるための、そして多くの人を幸福にするための第一歩なのです。

親愛なる若い皆さん、一人ひとりが自分の心の奥深くに分け入り、「わたしに何をお望みですか」と神に尋ねる勇気を持っているでしょうか。主が皆さんに語りかけるままにしてください。皆さんは自分の人生が変容し、喜びに満たされるのを見るでしょう。

近く開催される世界青年の日・パナマ大会を前に、すべての準備行事に従い、それに参加しながら、心の備えをしてください。これらの行事は大会に向かう皆さんの歩みを助けることでしょう。おとめマリアが皆さんのこの巡礼に寄り添い、その模範が皆さんの勇気ある寛大な答えを促しますように。

パナマに向けて、よき歩みを!そして、どうかわたしのために祈ることを忘れないでください。近いうちにお会いしましょう。」

23 1月 2019, 13:17
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