月別アーカイブ: 2012年12月

ことばの力

さっき、何気にテレビを観てたら…NHK BSプレミアム 本の神様…2012年の総合ベストテンの紹介をしてた。

No.1は 阿川佐和子「聞く力 心をひらく35のヒント」文春新書 だった。わたしは読んではないが…やっぱり!!!と思った。またまた「力」シリーズだし…それも「聞く力」。ここからだよね。すべての始まりは。まず、聞くことから始まる。「見る・観る」ことも同じだと思うけど。最近、話しを聞ける子どもたちが少なくなったということが言われている。もう、ずいぶん前からかな? でも、子どもだけじゃない。大人も。

幼稚園の園長をしてるけど、うちの子どもたちは、バッチリ「聞く」ことができる。驚くほど! 3歳から6歳までの幼児が150人ほどいても、人の話しを聞くときはシィーンとしてる。信じられる? 「静けさ」ということがどんなものか「体験」しているので、「静かにして」と言われると静かになる。言わなくても、人が前に出てきて、何かを話そうとすると…自然に静かになる。人が話すときは、静かにして聞くものだ、ということを知っているから。マイクを使う必要はない。そして、話す人の目を見る。みんなから見つめられると、話す方もキリッとなる。教室でも先生の言うことをよく聞くので、学習するのも早くて確実…。子どもをバカにしてはいけない。大人よりもスゴイことがいっぱいある…。「聞く力」はすべてのベースだと、わたしも思っている。

2012年に出版された本の総合ベストテンNo.2は 渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」幻冬舎。著者はノートルダム清心学園理事長で修道女(シスター)。10月のある日曜日、突然来られて一緒にミサに参加してくださった。2012年の4月25日に出版されて20刷を軽く越えている。わたしは8月に買って読んだ。それ以来、300人以上の人たちに薦めてきた。皆さんにもぜひお薦めしたい本の一冊です。

この本のはじめの方に「自分の良心の声に耳を傾ける」という項目がある(p.35〜)その項の終わりに次のように書かれてある。

「神の呼びかけは、かくて、電車の中で、高齢の方に席を譲ろうか、譲るまいか、嘘をつこうか、つくまいか、こぼした水を拭こうか、そのままにしておこうかと、ためらっている私たちに、どうしたらよいかを囁いて(ささやいて)くださっています。この「王さまのご命令」に耳を傾け、従って、生きてゆきたいものです。」

聞く姿勢があれば、気づきがあり、気づかせていただいたことを実行すれば、幸せになれると思う。ここ最近の何年か…書店に行くと、いわゆる「ことば集」の本が山積みにされている。ほとんどが、実際の経験から生まれた言葉。人の言葉。それでも十分「力」をもらえるものではあるが、「聖書」はやっぱりすごいと思う。翻訳がよくなかったりして、腑に落ちない言葉になってるようだが…これから、聖書で伝えられてきた「ことばの力」も紹介していきたい。

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